BPR Prot.で始める
AIアプリの公開前チェック
CDP/BOGCOM・( 更新)

AIに作りたいものを伝え、アプリやWebサービスを作成する人が増えています。LovableやReplitといったAIツールで画面を作り、入力や保存できる機能までも簡単に誰でも実装できるようになりました。しかし、いざ公開しようと思っても、コードや設定で何を見ればよいのか分からない。もしくは、そこに潜む危険すらも知らないで、そのまま公開をしてしまうケースが多発しているかもしれません。公開するアプリの中に、メールアドレスなどの個人情報があれば、なおさらセキュリティに関して、知らないではすまされない状況になっています。この記事では、公開前の確認に使える日本のサービス「BPR Prot.(ビーピーアールプロット)」をご紹介します。
動作の確認と公開前の確認
「作った」と「出せる」は大きな違いがあります。画面が開き文字を入力できる、そして送信ができる。作ったアプリを自分で操作し、思ったとおりに動き使うことまでは、ある程度知識がなくても可能かもしれません。しかし、公開前の「出せる」状態にするには、そこに「誰が使うか」「誰に見られるか」「どのようなリスクがあるか」といった視点での、専門的な知識が必要な、見えない部分の確認が必要になります。
例えば、AIに頼んで小さなチームのタスク管理アプリを作ったとします。仕事を入力すると一覧に追加され、担当者を選ぶと表示が変わりました。タスクを登録し、管理する機能は動いています。
では、その一覧は誰でも見られる設定になっていないでしょうか。表示はされていないが、裏側のファイルに公開してはいけない情報が入っていないでしょうか。画面が正しく表示されたことだけでは、見えない裏側の設定までは分かりません。(AIでのバイブコーディングを始めたころ、あるAIサービスを使った際に、.envファイルという重要な情報が入ったファイルが、GitHubへ自動でアップされていたこともありました…)
こうした見えない裏側を確かめ、対策をするために「BPR Prot.」をお使いいただけます。
BPR Prot.でできること
専門知識がなくても、まずは作ったアプリのコードや設定を貼ると、問題の場所と重大度を確認できます。公開中のURLを入れたり、ファイルを送ったりして調べる方法もあります。ここでは2026年10月時点の機能をご紹介します。
01 — コードと設定の診断
見えない裏側に問題を残したまま公開し、預かった情報を他人に見られてしまっては困ります。どこを調べればよいか分からないときは、コードや設定を貼ると、危険な書き方・設定と重大度が返ってきます。
問題の場所が分かれば、作ったAIに「ここを直して」と頼めます。自分でコードを読み解けなくても、修正を相談する手がかりになります。具体的な修正コードや修正指示を確認するには、有料プランかチケットを使います。
02 — URLのA〜F評価
すでに公開したサイトだから、大丈夫と思っていないでしょうか。自分では気づかなかった問題を確かめるために、URLを入れると、第三者の客観基準によるA〜Fの評価が返ります。
コード診断は貼った中身を調べ、Web診断は公開中のサイトを外から見た状態を調べます。見ている範囲が違うので、公開後は外からの確認にも使えます。BPR Prot.自身のサイトも、同じWeb診断でA+の評価を受けています。
03 — マルウェア検査
手元のファイルに有害なプログラムが入っていても、専門知識がなければ気づけないかもしれません。ファイルを送ると、隔離した場所で実行せずに読み取り、有害なプログラムであるマルウェアが含まれていないか検査できます。
04 — MCP連携(Proプラン)
Claude CodeなどのAIツールとの連携は、MCPという仕組みを使い、Proプランで利用できます。
ほかの無料URL診断ツールとの違いは、URLに加えてコードや設定、ファイルも調べられることです。BPR Prot.は無料プランでも、Free会員向けのチケットを使えば具体的な直し方まで確認できます。
公開前後の診断
公開前に何を確かめればよいかは、こちらの記事で詳しく説明しています。
まずは公開前にコードや設定を貼り、問題が出たら結果を作ったAIに伝えて一緒に直します。修正を頼んだだけで終えず、直した箇所をもう一度診断して確かめましょう。
BPR Prot.は無料で始められます。登録は必要ですが、クレジットカードは不要です。
公開後に設定を変えたら、情報を見られる人の範囲が変わっていないか見直しましょう。定期的な再検査は行わないため、変更したときは自分で改めて診断にかけて確かめます。
作ったら、出す前に確かめる。
まずは、無料で始められるBPR Prot.でコードや設定を確かめてみましょう。
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